自己否定からの解放: 失敗と向き合い、自分を受け入れる旅

今日は私の「強い自己否定」について。

失敗を伝えることに対する恐れや、怒られることへの恐怖、そして「言い訳をしない」という教育の影響は、私の人生に大きな影響を与えました。
子供の頃から、「言い訳するな」と教えられ、失敗を伝えることが許されないと感じていました。
また親から言われた「人に迷惑をかけてはいけない」という教えからかも「失敗=迷惑」と考えた私はミスを隠すようになりました。

しかし失敗を隠そうとすればするほど、結果的には罪悪感やトラウマを引き起こすことがあります。その影響で常に過去の失敗を引きずり、ため息が多くなる日々を送っていました。この状態になると、まるで寝たきりになったかのように、行動することも難しくなることもありました。
これが学習性無力感に一因だったのかもしれません。
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そしてこの「自己否定」と言う言葉に出会いました。
自己否定とは、「自分はダメだ」「自分のこんなところが嫌いだ」などと自分を責めるような思考で自分のあり方を否定的に評価する状態らしいです。
自己否定の症状は私にとても当てはまりました。特に嫌われたくないという気持ちは「迷惑をかけてはいけない=嫌われてはいけない」と思っていたのです。しかし私の人生をずっと歩んでいくのは私自分一人です。夫も夫婦という立場で一緒にいますが、一生一緒ではありません。だから私は自分を理解して自分と仲良くなることが最優先だと思いました。

自己否定から脱却するために、私は「自分=ミスではない」と唱えてます。
海外での現職場では、いろんな国のお人が働いてますが、失敗をしていても、それによって彼ら自身が否定されているわけではなく、その失敗を見つめているを学びました。私も少しずつですが自分のミスを認め、その物事と自分を離すことで、自己否定から解放されていく感覚を落とし込んでいます。
私がどうやってミスを認めているかというと、「言い訳」です。
言い訳と言っても酷い言い訳ではなく、ただミスをした原因を話すことです。原因がわからなければ次の成功も生まれない。そのミスの原因を人に話すことで私はミスを隠さず認めることが出来つつあります。これは海外での生活では、当たり前かもしれません。言い訳をせずに否を認めてしまったら負けみたいな。。。日本は上司にすみませんしか言えない文化です。


この経験から、私は息子たちにも自己否定を抱えないように願っています。
自分の失敗や意見を隠すことなく、堂々と自分を表現し、挑戦することの大切さを伝えたいと思っています。