自分らしく生きるための挑戦: 兄との関係からのみえたこと

兄との関係を振り返ってみて、私はあることに気づきました。自分が家でビクビクしているのに、実際には兄や母から怒られた経験はそれほど多くないということです。母と兄の喧嘩に口を出せば「黙っていろ!」と言われたことはありますが、私が原因で怒られたことはないのです。それなのに、なぜか常に緊張していたんですね。

いつも兄と母の喧嘩が始まらないように、私は空気を読んで行動してきましたが、これはもうやめたいと強く感じます。去年の夏休み、一時帰国で実家に戻ったときも、同じように緊張していた自分に気づきました。せっかくの帰国でしたが、高いお金を払って13時間もの長い飛行機の旅をしても、リラックスできず、楽しい時間を過ごせなかったんです。

だから、私は家で空気を読む自分や余計に気を使う自分を手放したいと思います。自分の感情や欲求を大切にし、自分らしく生きていきたいのです。この気づきは、自己探求の旅の中で得た貴重なものであり、これからの人生に大きな影響を与えるでしょう。

兄とどんな関係になりたいのか、私は今後どう兄の前に立てばいいのか。これを考えたとき、「意見を言える自分になりたい」という思いが湧いてきました。兄の前では意見を言えず、言えば怒られるという状況にありました。母に対しても同様でした。しかし、それではいけないと感じました。モヤモヤしてビクビクするより、私としての意見を自分の言葉で伝えていきたいのです。

兄とわかり合いたいわけではありません。ただ、何も言わずに私の存在が「無」であるかのように、そこにいたくありません。私も自分の人生で声を出したいと強く感じています。これが今回の自己探求の結果です。

声を出すために、まずどんなことをやっていったらいいのか。。それは今試行錯誤中です。海外生活では、なおさら大事なことだと考えています。意見を言えなければ、いざと言う時に自分も息子たちも守れない親になりますね。
今回の自己探究は私の成長と自己実現のために必要な一歩だと感じています。

兄との関係について今回メインでしたが、母との関係でわかった自分もまたそのうち書こうと思います。