子育てが導いてくれた自己探求の旅

私の自己探求の旅は、仕事と子育てという2つの出来事から始まりました。
今日はその中でも、子育てが私にもたらした気づきについてお話ししたいと思います。

現在私は、日本人の夫と2人の息子と共に海外で生活しています。長男は日本で生まれ、次男はコロナ禍の影響で海外での出産となりました。この海外生活の中で、私は日々の育児に奮闘していました。身近なサポートがない中、育児に追われる日々で心身ともに疲れ果てていました。

その疲労が溜まると、息子たちに対して怒りをぶつけたり、言葉の暴力を振るってしまうことがありました。そのような自分自身に戸惑いと苦しみを感じながらも、その原因を探ることができませんでした。

辛くなって夫に相談してみたら、夫から「楽しくないんじゃない?」と言われました。
その時の私にとっては育児を含め海外生活は楽しいものではありませんでした。親しい友人がいるわけでもない。夜ご飯を一人で食べにはいけない。できないことばかり。。
そう。私はできないことばかりに目を向けていたのです。だから自分で自分を楽しませてあげることもできない、心の余裕の作り方がわからない状態でした。

夫が「いつも(特に仕事で)ワクワクすることを考えてるよ」と言ったとき、私は衝撃を受けました。私の中でワクワクという感情は父が亡くなったときに終わってしまったと思っていました。しかし、夫の言葉で、私が自分自身を生きにくくしている思考があることに気づきました。
そう、自分が自らの思考によって自己を制限していたのです。

またもうひとつ。
私にとって男の子との育児は特に苦手でした。前回話したように兄との関係が原因で、男の子=母親と喧嘩をする存在というイメージが私の中に根付いていました。
chiakijibunshi.hatenablog.com


もうこれは自己探求をして、自分の思考と向き合い、自分がまず変わらなければ息子たちも変わらない!私は自分の母と兄のような関係を自分の息子と作りたくない。私は自分にはなかった安心感のある家庭を作るんだ!そう決めて今自分と向き合っています。

そうして子育ての中で得た気づきが、私の自己探求の旅を始めるきっかけとなりました。今はまず、自分も楽しく、子供も楽しめることを日常に取り入れコミュニケーションをとってます。今はダンスです。Youtubeでダンス初心者と検索して、息子たちとテレビの前で踊ってます。笑
また多干渉にならないように見守る。そして自尊心を傷つけないような声がけ。(すべてYoutubeから勉強中。ここで得た気づきはまたおいおい...)

昔は男の子育児に不安がありまくりでしたが、息子たちのおかげで今はこの気づきが得られました。感謝感謝です。
これからも自分を知る旅は続きます。