他者への尽くしと自己の見失い:新たな自己発見の旅

私が職場で生きづらさを感じたのは、二つのきっかけがあります。一つは、一生懸命働いた前職場で意外にあっさりと切られたこと。もう一つは、職場の上司との関係を改善しようとしたことです。

私は一生懸命に職場で働き、人々の相談に乗り、解決に向けて努力してきました。
しかし、ある時、その一瞬の離脱で気づかされたことがあります。
私の代わりは簡単に見つかり、世の中は私の存在なしでも回っていることに驚きました。
私が費やした時間と労力は相当なものでした。
私が気づいたのは、私はいつからこんなに他者に尽くすようになったのかということでした。家族、友人、同僚、顧客、後輩、夫、息子。彼らのために尽くすことが私の生きる意味であったように感じました。
これもまた以前書いた自分の家族が要員の一つ。
chiakijibunshi.hatenablog.com

自分の時間などいらない。人に尽くしていかないと私の存在価値はないと思っていたのです。

しかし、その中で自己を置き忘れ、自分の欲求や興味を後回しにしてしまいました。やがて、自分が忘れていたことに気づいた時、私は何も興味を持たなくなってしまいました。

しかし、そこで立ち止まり、考えることが重要だと気づきました。他者に尽くすことも大切ですが、自分自身を見失ってはいけないのです。今回の経験から、私は自分自身との向き合い方を学び、自分の欲求や興味を再発見する旅に出ることを決意しました

また未経験で入った職場では、私は経験も知識もない使えない人間だと感じていました。(このような自己評価も問題ですね)
あるチームの一員となり、そのチームでトレーニングを受けることになったのですが、技術の向上だけでなく、チームリーダーとの関係改善も目指しました。しかし、自己疑問と不安が常に付きまとい、「私はうまくやれているだろうか」「嫌われていないだろうか」という不安に苛まれていました。

そんな中、夫が一言。「なんでそんなに疲れてるの?」夫は私のため息に気づきました。
私にとってはため息が普通の生活の一部でしたが、夫にとっては仕事が終わった後にも仕事のことを考えてため息をつく私には信じられなかったのでしょう。

夫の言葉は私には衝撃で、みんなそうではないのか。私が少し変わっているのか。と自分を見直すきっかけとなりました。
自分を大切にする彼の姿勢が私にとってはとても新鮮です。

これからは、他者への尽くしと自分自身のバランスを大切にしながら彼のように、仕事以外のことにも心を開放していきたい。
自分にも集中していきたいと感じています。

ということで、まずは何事にも興味をもつ。できないとは思わず、やってみたいと思ったらやってみる。そこから始めています。
今はランニングとケーキ作り調査に集中です!笑